はい、くるくるばっち。です!
ここでは、東京都の都立・私立高校の受験情報に基づいて、まだ志望校が決まっていない中学生の皆さんと親御さんに向けた我が家の受験準備体験をご紹介します。
我が家はムチを打つほどの教育をしてきたわけでもなく、「ここの高校に行きなさい!」と強制的に押し付けてきたわけでもありません。
寧ろ「私立はお金が掛かるから、出来たら…出来たらだけど、都立でお願いね?」と、お願いしていたくらいです…
とはいえ、私立になったとしても中学同様に高校でも学べることは学ばさせて、キチンと卒業させてあげたいという親心が一番の願いでした。
では、早速受験に向けての準備を始めましょう!
入試発表までのスケジュール
中学3年生の2学期になると、本格的に進路指導が始まり志望校を決まるまでに残りわずかな学校生活となります。
受験日まで時間が限られている中で、志望校を決めなくてはいけません。
そこで大まかなスケジュールを把握したうえで逆算して勉強に励み、志望校を決めましょう。
中学校 |
高校 |
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6月 | 進路説明会(受験生・保護者) | |
7月 | 進路説明会(受験生・保護者) | |
8月 | ||
9月 | ||
10 月 | 進路説明会(受験生・保護者) | 学校説明会(受験生・保護者) |
11 月 | 三者面談(受験生・保護者) | 学校説明会(受験生・保護者) |
12 月 | 三者面談(受験生・保護者) | 学校説明会(受験生・保護者) |
志望校の最終決定(推薦・併願) | ||
私立入試相談(中学教員) ※1 |
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1月 | 都立・私立推薦入試 出願 | 都立・私立推薦 入試 |
私立一般入試 出願 |
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都立一次 出願 |
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2月 | 都立・私立推薦 発表 | |
私立一般 入試 |
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都立一次 入試 |
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私立一般 発表 |
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3月 | 都立一次 発表 |
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都立・私立入学手続き | ||
都立二次 出願 |
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都立二次 入試 |
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都立二次 発表 |
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卒業式 |
※1 私立入試相談とは、中学校の教員だけが生徒の志望校へ行って担当教員と入試について相談する重要な日となります。それまでに受験生は私立への推薦・併願を決めておく必要があります。
※学校によって一部スケジュールが異なります。
偏差値にあった志望校はどこ?
行きたい高校決まったの?
都立はA高校で、私立はB高校にする。
と、即答ができるまでにはいくつかの通過点をクリアしてきました。
中3になると本格的に高校受験に向けて学校も親も塾も動き出します。
少なくとも我が家は中3から本格的に動き出しました。
中1・中2は、勉強だけに集中してもらい高校受験に対しての意識は90%ありませんでした。
残り10%あった理由としては、塾に通っていたのでその都度の実力に見合った高校を提示されていたからです。
中3になり、高校を決めるのに全て子供に任せるのではなく、親として大人目線からの価値観で高校について子供と一緒になって悩みつつ助言できたらと思い私自身も高校について調べました。
どこに○○高等学校があるか把握する
都立高校
東京都教育委員会のHPで検索することができます。
私立高校
東京都私学財団のHPで検索することができます。
志望高校を決めるチェックポイント
場所
アクセス(移動時間)
校風等の学校情報
学校周辺の環境
偏差値
口コミ
場所
自宅を起点にどこまでの地区範囲内であれば子供が通えるか。
学校から子供の対応をお願いされた場合、すぐに対応できる範囲内に保護者がいるか。
アクセス(移動時間)
最寄駅またはバス停から出発した場合、乗り換えの回数や移動時間に対して毎日通って行けるか。
自転車通学の場合、雨の日になったら他の移動手段に対応できるか。
校風等の学校情報
校舎の雰囲気・清潔感・カリキュラム・施設設備・部活動・進学実績などが子供に合うか。
学校周辺の環境
人通りの多さ・街の雰囲気・治安・商業施設などの安全性と利便性が子供にとって良い環境か。
偏差値
偏差値が低すぎず高すぎない子供のレベルに合った高校か。
口コミ
卒業生や在校生などからの評価はいかがなものか。
くるくるばっち娘。の決め方
我が家の場合は「絶対にここの高校に行きたい!行かせたい!」という強い希望がなかったので、先ずは学校周辺の環境を重視しました。
その理由としては、各エリアから集まってきた人の育ってきた環境で得た価値観に触れてもらうためにも地元の空気感に慣れ続けては欲しくなかったからです。
これに関しては娘も同意でした。
- 人通りがある。
- 街の明るさと治安の安心さ。
- 街に集まる人柄の空気感。
- 放課後に友達と遊べる(カフェなどで勉強したり、綺麗なモノに触れられる)商業施設などでの体験ができる。
これらの条件に合った高校をいくつか選択し、偏差値を調べました。
偏差値に合った高校が定まったら、校風や大学進学の実績などの学校情報についても調べました。
その結果、都立・私立ともにほぼほぼ決めることができました。
(志望都立高校:2校 / 志望私立高校:2校)
V模擬は必ず受ける
志望校が決まったうえでV模擬を受けました。
V模擬とは、中3対象に行われている高校入試の模擬テストです。
受けることによって志望校の合格基準に対して自分の合格率が分かります。
塾に通っている方は塾からお知らせがありますので塾で申し込みをします。
その他の方はVもぎ 進研スタディサイトのHPでお申込みください。
費用
1回 ¥4,600(税込)
※3回以上の場合は回数券があり1回 ¥4,200(税込)となり¥400お得になります。
くるくるばっち娘。の申込み内容
- 都立そっくり
- 実施回数:4回(9月・10月・11月・12月)
V模擬受けてどうだった?
学校のテストと違って難しかった…
基礎だけでは解けないし、応用力が必要だったよ!
娘の場合、学校でのテスト結果は平均点以上ではありましたがV模擬になると平均点以下の結果でした。
V模擬だけではなく過去問をやるのも大切だからしっかりやろう!
私立高校の過去問は学校ごとにあるからチェックしてみてね!
志望高校の学校説明会に行く
志望校が決まったら必ず受験生と保護者は一緒に学校説明会に行きましょう。
2学期になるとほとんどの高校で学校説明会が行われますので1学期中には志望校のHPなどで確認しましょう。
学校によっては予約申込みが必要な場合もありますので早めにチェックしておきましょう。
それでは、学校説明会に行った時のメリットとデメリットについてです。
- 自宅から学校までの移動時間や通学路の雰囲気を体感できる。
- 校風などの学校全体の雰囲気、仕組みを体感することができる。
- 先生方の話し方、雰囲気などの人柄を実感することができる。
- 在校生の制服姿や、雰囲気、接し方などを実感することができる。
- 個別相談会で質疑応答ができる。
- 現時点の内申点に対して合格基準を確認することができる場合もある。
- メリットで得られる様々な情報を知ることができないままでいる。
くるくるばっち。の感想
学校説明会に行くことで行く前以上の情報収集が多くあります。
漠然として決めていた志望校が娘にとっても明確になり「ここに行きたい!」という強い気持ちの変化もありました。
子供だけに限らず、親からしても子供と一緒に学校説明会に行くことで共感しあえるものが多くありました。
だからこそ、安心してこの学校に通わせることができると思えるようにもなりました。
まとめ
これらを通して最終的に都立・私立ともに納得して決めることができました。
ただ一つ心残りがあるとすれば、もっと早い行動ができていれば、より多くの高校を知ることができ、学校説明会にも沢山行くことが可能だったなと親ながらの反省点がありました。
子供にとって志望校を決めるということは、将来を左右するかも知れないほどの区切りある選択の一つでもあります。
親からしたら最後の義務教育とはいえ、まだまだ子供をサポートしていく必要があります。
高校受験は、是非とも親子一緒に様々な行事に参加し、共に相談し合い、最後には喜びを共感し合えることを願っています。
頑張ってください!!
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