アルバイトの給料で購入してくれたサプライズなプレゼント

エッセイ

はじめに

Tokyo23区内のどこかで暮らす家族6人のとある日を物語っています。

お暇でしたらちょっと我が家を覗き見してみませんか?

気が向いた時に発信していますので、気が向いた時にど〜ぞお立ち寄り下さい。



くるくるばっち。おうち族の紹介


バイトを始めて4回目のシエルの給料日の出来事です。


これまで以上に沢山シフトに入って頑張ってきたシエル。


通学途中で、アプリで調べた口座の入金額を私にメールで報告してきました。


バイトして4ヶ月目でこれまで以上の稼ぎとなりました。




給料入ったよ!


頑張ったね!

チョコの治療費についてはタローくんに相談して決めてね。


分かった!

今日渋谷で買い物して少し遊んでから帰る。


はい


と、やり取りをしてメールを終えました。


それから帰宅してきたシエルは、私のもとにきて、



はい、これ誕生日プレゼント。



と言って手に持っていたのはDIORとかいてある白い紙袋でした。


一瞬目を疑いました。



えっ!!?なに!!?



既に私の誕生日は過ぎ去ってしまったのにも関わらず、わざわざ考えて用意してくれた気持ちに驚きを隠せませんでした。



チョコの治療費があるのに…



そうです・・ここ最近チョコが骨折をしまして、その治療費をシエルが一部負担することになっていたのです。


チョコについては以下をご覧ください。




そして、話を戻すと・・・



でも、5000円だけどね。



そんなことよりママのことはいいのに…



と、内心は物凄く嬉しくって涙を堪えながら紙袋からラッピングされたリボンと取り外し、箱の中身を開けました。


すると、中にはハンドクリームが入っていました。



DIORプレゼント



香水と悩んだけど、ママ手荒れしてるから…



ここまでずっと下を向きながらプレゼントを開けていたので上を向いてシエルの顔を見ることがなかなか出来ずにいました。


そしてとうとう上を向いて



ありがとう…



という言葉と同時に涙がこぼれ落ちました。


すると、シエルも涙してました。



なんで泣いてるの!? 笑



とツッコミ、何も言わなくても互いに想いが通じ合ったかのように2人で笑ってごまかしつつ泣いていました。


この時、私の中ではシエルと二人三脚で生活していた頃の思い出が一瞬で蘇りました。


あの日、まだ小さな手をしていた5歳のシエル。


この手を離さずに私がちゃんと育てる、と1人誓ったあの日から10年以上も経っていました。


そりゃ、もぅ自分で考えて、探して、見つけて、行って、確認して、決めて、自分の働いたお金で買うことだってできるよね。


(あぁ〜もぅ、大人の仲間入りかぁ〜)と、改めて我が子の成長を深く感じました。


いくつになっても成長した姿をみるたびに、寂しくもあり嬉しくもあるこの感情は一体いつまで続くのでしょうか。


今回のお話は、客観的に見ると年齢に対して出来ていても不思議ではない様に捉えられます。


とはいえ、自分が同じ年齢の頃は100%できた試しがありませんがね・・・


唯一私が感心したことは、内気なシエルが人の為に考えて行動し、想いを想いで留めるのではなく、キチンと形として残して伝えたことです。


今回のようなことが、今後あの子の活動においても、自らゼロで築き上げていける原動力となっていけたらと思います。


そんなこんな感じで、はじめて投稿する我が家の物語はイイお話でした。


今後、様々な喜怒哀楽を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします( ^ω^ )


それでは、また・・・


チャンチャン♪





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