わたしは、中卒で偏差値30あるかないかのレベルでしたが簿記3級に合格ができました。
教室通学や通信講座などの申込は必要ありません。
本屋さんで売られているテキストと過去問題集をキチンとやれば独学でも合格は可能です。
ここでは、わたしが合格するまでにやってきた事をご紹介します。
おすすめのテキスト&過去問
それでは、最初にこれからお付き合いするテキストと過去問題集を用意しましょう。
テキスト
いくつものテキストがある中で一番分かりやすかったのがスッキリわかる日商簿記3級のテキストでした。
イラストや図表があるので理解しやすく、説明文に関しても難しい言葉がないので簡潔的で分かりやすい内容となっています。
文章がギュウギュウに詰め込まれすぎてない一冊なので本が苦手な私でも飽きる事なくスラスラ勉強に取り組むことができました。
過去問題集
こちらは直近12回分の過去問題があるのでやりがいがあります。
解答の解説付きなので分からなかったところを導いてくれるので安心して問題を解くことができます。
必須アイテム
簿記の勉強では必ず電卓が必要となります。
何度も電卓計算をするので見やすさと打ちやすさを重視した電卓となります。
今はおしゃれなデザイン電卓もありますが、あまりオススメできません。
何よりも見やすく打ちやすい電卓であればあるほどストレスなく勉強に取り組むことが出来ます。
勉強の進め方
Step1. 目標を設定する
試験日から逆算して日々の勉強時間・日数の目標設定をしましょう。
- テキストを最後までやる。
- 全過去問を解く。
テキストを最後までやり遂げるためには、1日何ページ進めれば終わるのか決めます。
試験日までに90点以上解けるようにするために余裕ある時間 (日数)を確保しておきます。
それぞれ決めた目標をカレンダーに記入したり、テキストや問題集に付箋を貼ったりして目に見える成果を用意しておきます。
それでは具体的にどのように勉強を進めるかをお話しします。
Step2. テキストを最後までやる
何も分からないところからスタートするのですから、テキストから始めて簿記3級の内容を理解しましょう。
いきなり過去問を解くよりも、分かりやすいおすすめテキストから始めた方が効率的です。
理解できなくてもとりあえず読む。
読みながらノートに重要点を書きつつ理解を深める。
理解できなかったページに付箋を貼る。
理解できない箇所を飛ばしても最後までやる。
1日1日着実にページ数を重ねたら必ず最後までやり遂げることができますので頑張りましょう。
そして途中の問題も解きましょう。
一通りテキストを終えても分からなかった箇所があるかと思いますが、ここは一旦保留としておきます。
Step3. 全過去問を解く
テキスト1ページ目を開いた頃は何も理解できてなかったのが、最後まで読んだことで少なからず内容を把握出来ているはずです。
それではここから本番です。次は全過去問を解いていきます。
試験同様にタイムを計って過去問を解く。
間違えた問題はテキストの見直し・収載されている解説・ネット検索・YouTubeなどで解決する。
1回分の過去問50点以上クリアしたら次の過去問を解く。
引っ掛け問題の違いを見分ける。
12回分の全過去問を50点以上解いたら60点または70点以上を目標に同じことを繰り返す。
最終的に全過去問90点以上を目標に試験日まで整える。
過去問を解く回数が多ければ多いほど、着実に暗記力、電卓を打つスピード、問題を読み解くスピードが変化していきます。
問題を解けば解くほど引っ掛け問題にも気付きます。その際は、問題を見比べて違いを見分けましょう。
また、電卓計算がある問題は面倒な作業の繰り返しですがトレーニングの一つとして例えその問題がクリア済みでも根気よく回数を重ねて正確な計算力のスピードを身につけて下さい。
まとめ
最初は、借方・貸方の基本から学びます。
これをなくしてはいくつもの勘定科目の仕訳をすることは難しくなります。
借方は左側・貸方は右側ということだけ必ず覚えてから勉強を進めていきましょう。
以後、仕訳や試算表などの電卓計算は何度も同じ繰り返しをすることで自然と瞬発的に解ける力が身に付きます。
自分の成長を実感できるようになったら合格に近づいている証かもしれませんよ。
頑張って下さい!
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