簿記3級の記事でも紹介していますが、私は中卒で偏差値30あるかないかのレベルです。
それでも秘書検定3級、2級を同時に合格することができました。
秘書検定は私が受けたように3級と2級同時に試験を受けられる併願が可能です。
なぜ併願で受けたのか・・
その理由も含めて合格までの道のりを紹介します。
3級と2級を併願で受けた理由
その答えは、出題される内容が似ているからです。
3級は、初歩的な知識を学びます。
2級は、初歩的な知識に対して若干ステップアップした知識を学びます。
分かりやすく説明すると、例えば3級では「箸の持ち方は?」という問題に対して2級では「箸を使ってやってはいけないマナーとは?」というような問題が出題されます。
なので、逆をいったら2級での「箸を使ってやってはいけないマナーとは?」の回答がわかっていれば必然的に3級の「箸の持ち方は?」という問題を答えることができます。
全ての問題がそうだということではありませんが、例えばの話です。
少なからず、3級は大体理解できるかと思いますので2級からが本番という気持ちで3級と2級の併願をおすすめします。
おすすめのテキスト&過去問
テキスト
1レッスンごとに簡易的な問題があるので、その都度答え、間違えた場合は直ぐに見直ししやすいので着実に知識を深めていくことができる一冊となっています。
問題集でわからない問題があった場合、再度このテキストを読み返すことで理解を深めやすい内容となっています。
過去問題集
これまでの試験問題が収載された過去問題集となります。
本屋さんで並べられている何冊かの問題集の中で唯一過去問ができる問題集は早稲田教育出版だけです。
過去問を解けば解くほど問題傾向がみえてくると思うので手にしておきたい一冊です。
勉強の進め方
Step1. 目標を設定する
試験日から逆算して日々の勉強時間・日数の目標設定をしましょう。
- テキスト3級と2級を最後まで読む。
- 3級と2級の全過去問を解く。
読書同様な感覚で読み終えるまでの時間・日数を決めます。
試験日までに「理論」と「実技」各80%以上解けるようにするために余裕ある時間 (日数)を確保しておきます。
それぞれ決めた目標をカレンダーに記入したり、テキストや問題集に付箋を貼ったりして目に見える成果を用意しておきます。
それでは具体的にどのように勉強を進めるかをお話しします。
Step2. テキスト3級と2級を最後まで読む
秘書検定の場合は、テキストを手にして「よし!勉強頑張るぞ!」と本腰入れずにただ単に読書するような感覚で最後まで読むだけでいいです。
3級を読んでから2級を読む。
テキストからの勉強(ノート)は必要なし。
読書と同じように読み終える。
後に過去問をやりますが、間違えた問題に対してテキストが解説の役割として活用することになります。
なので、先ずはサラッと読むまでにしておきましょう。
Step3. 3級と2級の全過去問を解く
それでは、ここから集中して勉強を始めます。
試験を終えてからの感想でいうと2級から始めても3級から始めても特に大きな変化はないかと思います。
テキストを読み終えた段階で自分が始めやすい方から始めましょう。
わたしは、3級から始めました。
試験同様にタイムを計って過去問を解く。
間違えた問題はテキストを読み直して理解を深める。
当事者の身になって考える。
ノートなどに間違えた解説をまとめない。
ただただ問題を解く回数を増やす。
全てはインプット。
最終的に「理論」と「実技」各80%以上解けるように試験日まで整える。
解答形式は、マークシートと記述ですが、ほとんどマークシートです。
選択問題ではありますが、だからこそ答えがあるのです。
実体験済みの問題は体験しているからこそスムーズに答えることができます。
一方まだ未体験の問題に関してはインプットすることが重要なのです。
体験したかのようにして覚えるか、そのまま暗記して覚えるかの2つに一つです。
まとめ
秘書検定は「優しさ検定」の表れでもあります。
自分の株を上げるための知識ではなく、他者に対しての思いやりを学ぶための知識です。
これらを心得て秘書検定を学び、試験に挑むと必然的に合格することができます。
頑張ってください!
番外編 – 娘も挑戦! –
2022年2月に高1である長女が秘書検定3級を受けました。
その結果、見事一発合格です!
合格した秘訣は、これまでお話ししてきた勉強の進め方をそのまま実行したまでです。
高校生活での資格取得の一つとして学校の先生に報告して記録してもらいました。
コメント