かれこれ5年程前から行きたいと思っていて行けてなかったジブリ。
ふと、思い出して調べてみるとコロナ禍ですが入館者数を制限して開館していました。
では、早速ナイフ ランプ かばんにつめこんでジブリの旅に出掛ける準備をしましょう。
ジブリに行くまでにチェックすること
アクセス
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-1-83(都立井の頭恩賜公園西園内)
専用駐輪場100台程あります。
JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅
JR中央線「三鷹」駅
京王井の頭線「井の頭公園」駅
小田急バスのHPにて時刻表をご確認下さい。
片道
大人 210円 / 子供 110円
往復(往復割引券が必要)
大人 320円 / 子供 160円
片道運賃より、往復割引券を購入して行った方がお得となります。
購入場所は、三鷹駅南口バス停前の券売機またはバス案内所で販売しています。
専用駐車場はありません。近くのコインパーキングに停めましょう。
- タイムズ 下連雀1丁目 (6台)
- ナビパーク 下連雀第2(11台)
- 三井のリパーク 下連雀1丁目駐車場(5台)
おすすめパーキング3カ所
現地まで各徒歩2分程です。
開館時間・休館日
開館時間
通常 10:00~18:00
新型コロナウイルスの影響のため 10:00~17:30
※新型コロナウイルスの影響により変更する場合もありますので公式サイトまたはお問い合わせしてご確認下さい。
休館日
毎週火曜日
※他に長期休館があります。(展示替え、メンテナンス、冬季など)
※新型コロナウイルスの影響により変更する場合もありますので公式サイト(開館カレンダー)またはお問い合わせしてご確認下さい。
乳幼児の設備内容
乳幼児も気軽に来館できる設備が用意されています。
- おむつ替え台
- 授乳室
- 多目的トイレ
- コインロッカー
- エレベーター
- ベビーカー置き場
チケット購入
入館するのには、ローソンチケット(ローチケ)で予約購入しなくてはいけません。
現地の窓口での販売や、その他コンビニなどの販売はしてません。
※電子チケットのためスマートフォンのみでの受付となります。
購入ポイント
チケットは、入場する日の1週間前の同曜日10時から更新され、入場日の15時まで発売されています。
例:4/8に入場したい場合、4/1の10時から購入できます。
なので、4/1の10時前からチケット購入サイトを開き、スタンバイしておきます。
新型コロナウイルスの影響により2021年1月から入場時間帯が1日に6回、1時間ごとの設定となっています。
入場時間
※指定時間の1時間以内に入場します。
※新型コロナウイルスの影響などで予告なく変更される場合がありますので公式サイトにてご確認下さい。
入場料
※4歳未満は無料となります。
※上記料金は全て税込表示です。
さて、購入開始時間となればチケット争奪の始まりです!
早いと5分程であっという間に土日、祝日は完売してしまいます。
ですが、完売したからといって諦めないで下さい!
タイムラグがあるようで先ほどまで完売だったのが数秒後、または数分後に再度販売されている可能性があるからです。
わたしは何度もアクセスしてタイミングを見計らっていました。
ここは自己判断になるのですが、少し待って再度販売されるのを待ってから購入するのも手です。
購入できたらラッキーです!
チケット購入後のトラブル
実は当日わたしに急な予定が入ってしまい入館時間までに間に合わないかも!?という事態が発生してしまったのです。
ここで問題だったのが、電子チケットで購入したスマホがわたしのスマホだったことです。
厄介なのが、購入したチケットを他の人のスマホに譲渡することができないのです。
わたしが行けなくても旦那と子供たちは行けるのでどうにかして行けないものか問い合わせてみました。
すると親切に対応して下さり、チケットを購入した本人の身分証明書を撮影した写真データがあれば入館できるとのことでした。
何かトラブルがあった場合は一度お問い合わせして確認した方がいいです。
なんとかわたしの用事が早く終わり、入館時間に間に合いそうだったので、旦那と子供たちとは現地で待ち合わせしてから一緒に入館しました。
ジブリに到着
チケットを提示して入館
門を通り抜けるとトトロがお出迎えしてくれます。
不思議なことにトトロの近くにどんぐりがいくつかありました。
子供たちは大興奮!
どんぐりを見つけた子供たちの姿がまるでメイちゃんかのようでした。
これはトトロの仕業かな?
そのまま道なりに進むと受付スタッフの方がいるので電子チケットを見せて入館します。
注意点
- 館内での写真撮影・動画撮影は厳禁です。(屋外は撮影可能です。)
- 敷地内全て禁煙です。
- ベビーカーは指定置き場に置いてから入館します。(必要あれば抱っこ紐を持参しましょう。)
館内は地下1階から地上2階まで吹き向け空間となっています。
中に入ると、アンティーク調の空間がノスタルジーを感じさせてくれます。
どこかで宮崎駿監督が黙々と絵コンテを描いている姿を想像してしまうほどです。
むしろ一歩、一歩進むごとに宮崎駿監督とジブリのキャラクター達との融合性を感じさせられ、一緒に暮らしているかのような世界観でもあります。
ステンドガラスに描かれた『天空の城ラピュタ』に登場するパズーとシータ。
なんとも言えない表情です。
このシーンはどこのシーンなのかな?と思って家に帰ってDVDを見直すのも楽しみの1つですね。
【B1F】小さな映画館(映像展示室「土星座」)
地下1階には、小さな映画館(映像展示室「土星座」)があります。
館内を歩き回る前にちょうど上映時間となるので最初に映画を観に行きました。
上映内容は、基本的に15分前後のオリジナル短編アニメーションです。
入館する際に、無料でフィルムチケットが配布されます。
光をかざすとフィルムから映像が映しだされます。
映し出された映像が、実際に映画館で使用したフィルムだということが驚きです。
いいんですか!?勿体ない!ありがたい!
チケットにしようとした発想に感動的です!
今回観る上映作品とは関係ないのですが、繊細で細かいところまでこだわっているフィルムチケットからも子供だけではなく大人のわたし達まで楽しまされました。
このチケットは奪い合いですね!
上映時間になったらこのチケットを持って並びます。
フィルムチケットで映画を観れるのは1人1回までです。
今回観たのは『水グモもんもん』です。
音声はなく、バイオリンの音色とともに水中で暮らす水グモのもんもんがアメンボの女の子と出会うお話です。
バイオリンの音色も素敵だったのですが、個人的には水の効果音も好きでした。
水も生きているかのように場面ごとに激しくもあり、時に切なく、穏やかな音に聴こえました。
大体月ごとに上映作品が変わります。
詳しくは上映スケジュールをご確認下さい。
例え短編アニメーションだとはいえクオリティー高い映画でした。
入場料1,000円払って館内をじっくり観てもいないのに、クオリティー高い映画を観れたことに早くも満足感でいっぱいでした。
でもまだまだこれからです!
【2F】『となりのトトロ』ネコバス乗車
次に向かったのは『となりのトトロ』で登場したネコバスがある2階です。
大きなふわふわしたネコバスが待っていました。
時間制で順番待ちがあったので、スタッフの方から乗車シールをもらい子供たちの胸元に貼り待機です。
このシールがないと乗車できません。
乗車時間になったらネコバスの前で待ちます。
ネコバスにはまっくろくろすけも乗っていました。
子供たちはまっくろくろすけの投げ合いをしてはしゃいでいました。
目的地(終了時間)に到着したら降車です。
ネコバスから降りたら一度外に出ました。
【屋上】『天空の城ラピュタ』ロボット兵とご対面
すると屋上につづく螺旋階段があり、その階段を上がると・・・
第一声、「うわぁぁぁぁぁぁ〜〜!!」と声が出てしまうくらい凄い迫力感とリアル感!!
『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵です。
まさかここで出会うとは・・・感無量です。
既にわたしの頭の中では「君をのせて」のBGMが流れていました。
『天空の城ラピュタ』は小学生以来観ていなかったのでストーリーがうる覚えでした。
このロボット兵をみたらストーリーが気になって気になって一刻も早く見直したい思いに駆られていました。
小学生ながらに覚えていることは、涙流すほどの悲しき感動ではなく、心晴れるにしても何処となく切なき感動だったということです。
ジブリ作品はネット配信していませんのでTSUTAYAなどのレンタルショップで借りて観ましょう。
行く前に観ても、帰ってから観てもどちらでも楽しめると思います。
ロボット兵の背中に周り、道なりに歩くと・・・
飛行石の石碑がありました。
ここはムスカになりきってみましょう。
「読める!読めるぞ!!」
手帳を照らし合わせながら石に刻まれた文字を読んでいるムスカの姿が想像できますね。
ふと、飛行石側からロボット兵がいる方向を見てみると、あたかも今目の前にロボット兵が現れたかのような景色が目に映りました。
今にも歩き出しそうな雰囲気です。
(ドキドキ・・・)
ここで朝昼晩、ロボット兵がどんな表情をするのか眺めていたいくらいです。
【1F】休憩場は『麦わらぼうし』へ
入館した出だしからここまで、かなり興奮してエネルギーを消費したので、休憩しにカフェへ移動しました。
カフェは1階の『麦わらぼうし』にあります。
普段はメニューも豊富にあるそうなのですが、コロナ禍ではお食事の提供が休止となっていました。
なのでドリンクを注文してデッキでひと休みしました。
近くにあった蛇口で手を洗おうとすると、ぱっと見分からなかったのですが『魔女の宅急便』に登場する猫のジジがちょこんといるではありませんか。
カラフルなタイルとの相性が素敵です。
エネルギーチャージしたら活動開始です!
【B1F】中庭の癒し空間
カフェから下の階へ降りる緑の階段を降りると、落ち着いた中庭があり、生活感を感じさせられる造りとなっていました。
どんな人が暮らしているのかな?と想像するのも楽しいです。
中庭には、植物や本物の薪が積み上げられていたり、手こぎポンプ式の井戸があります。
手こぎポンプを漕ぐとちゃんとお水が出てきます。
これが結構コツが必要で、なかなか水を汲むのが難しいです。
子供たちと一緒に力合わせて漕ぐのは楽しいですよ。
ただし、水遊びにならないようにご注意を…。
辺りを見渡すと、とある一箇所にまっくろくろすけが覗いています。
その他館内について
館内には、主に展示室、図書閲覧室などの書物や絵コンテ、背景美術など作品過程の裏側を知ることができます。
その他、子供にとってはちょっとした探検気分が味わえる秘密の世界に続くような螺旋階段があります。
お土産屋さんは2階にあるのでお帰りの際は是非寄ってみてください。
出口はカフェの近くにあります。
おわりに
今回のジブリの旅時間は、2時間ほどでした。
大人だけのジブリの旅だった場合は、もう少しゆっくりと作品の制作過程や、アニメーションの仕組みなどの展示品を観ることができたと思います。
いずれにしても大人は興奮し、子供は遊び感覚で楽しめる場所でした。
まだ行けてない人は是非行って満喫感を味わってみてください!
■ 施設情報
[ 名称 ] 三鷹の森ジブリ美術館
[ 住所 ]〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-1-83(都立井の頭恩賜公園西園内)
[ TEL ] 0570-055777
[ 公式HP ]https://www.ghibli-museum.jp/
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