2021年7月16日~10月11日まで、六本木ヒルズ森タワー52階にある森アーツセンターギャラリーにて現代アーティストKAWS(カウズ)の大型展覧会 KAWS TOKYO FIRST が開催しているので行ってきました。
初期の作品から最新作、そしてKAWSが影響を受けたアーティストの作品など150点を超える作品が展示されています。
行きたくっても行けなかった人、または私と同じくKAWS初心者でまだKAWSを深く知らない人は必見です!
なんと全作品の撮影&ネット公開がOKとのことなので作品を生で体験することができなくても画面上からKAWSの魅力を感じてください。
現地では入場制限がありましたが人混みは全く無く、旦那と子供達と一緒にゆっくり作品を鑑賞することができました。
それでは、早速KAWSの世界を覗いてみましょう!
KAWSをもっと好きになりますように・・・
KAWS TOKYO FIRST – 展覧会
はじめまして、KAWS。
こちらは最初に目に触れた作品です。
KAWSの代表スタイルの一つとして目の箇所に ×(バツ)印が描かれたキャラクターがお出迎えしてくれました。
中央に大きく ×(バツ)が描かれてあることでインパクトある1枚となっています。
「マダミヌ KAWS ノ 世界 ヘ ヨウコソ…」と声が聞こえてきそうです。
次に巨大な人体模型のコンパニオン。
作品に触ることは禁止なので触りたくっても触れないもどかしさがありました。
どのような硬さなのか、どのくらいの厚みなのか、また肌触りはどのような感触なのか、想像することでしか出来なかったです。
先へ進むと、KAWSのアトリエを再現した空間がありました。
これらの中にはKAWSが実際に気に入っているアーティストの作品も展示されています。
個人的にはDiorとのコラボに目がいっちゃいました。
うん・・・かわいい・・・
KAWSファンの旦那にちらっと話を聞くと、KAWSは日本との関係が深いんですね。
鑑賞していると、隣で旦那が「NIGO(ニゴー)が・・」だの「UNDERCOVER(アンダーカバー)が・・」だの「BOUNTY HUNTER(バウンティハンター)が・・」だのブツブツつぶやいていました。
私は旦那の話よりKAWSの世界観に入り込んでほとんど聞いていませんが、この話の続きが気になる方は最後の番外編をご覧ください。(KAWSの話とは少しかけ離れた話になりますがね・・)
それにしても2001年に渋谷パルコで個展を開催していたんですね!
今回の展覧会タイトル『 KAWS TOKYO FIRST 』がその当時と同じタイトルだったのです。
なぜ同じタイトルなのか・・
それには原点回帰という思いが込められているからです。
再び日本で開催してくれたKAWSの忠実さがこの展覧会に反映され、作品で表現し、表現された空間を私たちと共有する。
初KAWSの私にとっては、とても感慨深い貴重な時間でした。
恥ずかしながら今回の展覧会に足を運ぶまでは ×(バツ)印の目をしたキャラクター達の名前を全て『KAWS』だと勝手に認識していました。
私が全て『KAWS』だと勘違いしていたキャラクター達によっては意味ある名前もあるんですね。
ですが、×(バツ)印があれば『KAWS』という認識 は決して間違いではなく『KAWS』という名前を認識させる戦略のひとつでもありました。
それでは、『KAWS』ってどんな人・・?
これまでどんな人で、どのような経由で今に至ったのか何も知りませんでし知ろうともしませんでした。
この展覧会に来て1日で、いいえ、たった1時間でKAWSを知ることで180度見方が変わりました。
KAWSってどんな人?
KAWS初心者として驚いたことがありました。
『KAWS』という名前は本名ではなくタギングから始まった名前だったのです。
KAWSという言葉に意味はなく文字の並びと音の響きが好きだったからそうです。
タギング(tagging)とは街のあちこちに見られるスプレーペンキで描かれた落書きの一種で、特に個人や集団のマーク(目印)とされるものを描いて回る行為・またはそれによって描かれたモノである。
Profile
Here is your sneak peek inside @fykaws‘s studio and his upcoming collaboration with @UniqloUSA. https://t.co/2Fq6qCMBuA
— Vogue Magazine (@voguemagazine) April 27, 2017
- 本名:ブライアン・ドネリー(英語: Brian Donnelly)
- 出身:アメリカ・ニュージャージー州
- 誕生日:1974年11月4日
- 拠点地:ニューヨーク ブルックリン
– 2021年時点 –
10代の頃はスケートボードに夢中の少年でした。
芸術大学に進学後、アニメーターとしてディズニー映画101匹わんちゃんの背景のセル画を担当したというので驚きです。
では、KAWSはどのようにして有名になったのか・・
アーティストKAWSの誕生はグラフィティから始まります。
グラフィティ (graffiti) は、エアロゾールアート (aerosol art) ともいい、スプレーやフェルトペンなどを使い、壁などに描かれた図像のことである。グラフィティを描く者のことを、ライター (writer) やペインター (painter) という。日本ではグラフィティを落書き(scribble)と言い表すこともある
街のあちこちにタギングによる『 KAWS 』という文字を描くことによってKAWSという名が誕生し、次第に街のバス停や公衆電話BOXなどの広告に独自のキャラクターを描くようになりました。
あっ、ケイト・モスがいる・・
このような 広告 + KAWSが描くキャラクター を足して改変した広告の手法をサブバータイジングと呼ばれました。
私のように、×(バツ)印の目をしたキャラクター達を街で見かける回数が多ければ多いほど自然と目が止まり「まただ・・」「あ、ここにも・・」「これは一体なんだろう?」と次第に気になり始めたのをキッカケにKAWSという名を知った方もいるのではないでしょうか。
そう・・それこそKAWSが望んでいたことだったのです。
KAWS×コラボレーション
KAWSの作品を通し、国境を超えて日本にやってきたKAWS=世界との繋がり。
考えれば考えるほど深いですね・・
KAWSがどのような経由で企業などと出会い企画し、どのような思いで作品を完成させているのか。
そして人々は、必然的にKAWSを目にする。
目にしたKAWSに対して感情なしに素通りして終わりではなく、親しみあるキャラクターだからこそ純粋に多くの人が気になり、好きになる。
目に見えない赤い糸で結ばれたかのように芸術に詳しくなくっても興味がなくってもKAWSの作品に少しでも興味を持ったのであれば、何か心に通じるものがあるのではないでしょうか。
ひとつ個人的に気になったことがあります。
人は誰かと対面すると必ずしも先に相手の目を見がちです。
だからこそ、どのような場面でも誰が見ても一瞬で記憶に残し判断ができるようにワザと目に ×(バツ)印を施すようになったのか、それともたまたまなのか分かりかねますが、目に ×(バツ)印があるからこそ確実なインパクトを私たちに与えていることは変わりありません。
コラボの紹介
これまでに広告やアートなどのコラボが少しでてきましたが、その他にKAWSがコラボしてきた作品をご紹介します。
このような既存のアートなどの素材を意図的に自らの作品として取り込むことをアプロプリエーションと呼びます。
この手法は、KAWSだけに限らずアンディ・ウォーホルもアプロプリエーションを取り込み芸術表現をしています。
ここまでざっくり見ても数多くのアニメやファッション、エンタメなどのキャラクターにまでKAWSのトレードマーク ×(バツ)印が際立ち、ジャンル問わず幅広く携わっているのが分かります。
なかでも、KIMPSONS(キンプソンズ)はNIGOさんから頼まれて制作し、原宿にあったBAPE CAFE(ベイプカフェ)で数多くの作品が飾られていました。
惜しくも2008年に閉店してしまいました。
1990年代半ば〜2000年代は裏原ブーム真っ只中。
現代っ子は「裏原」という言葉も存在も状況も知らないんでしょうね・・
そんな一大ムーブメントの1997年にKAWSは初めて日本に訪れました。
NIGOさんはじめ、BOUNTY HUNTER(バウンティーハンター)やUNDERCOVER(アンダーカバー)などとコラボをしてきました。
展示会なしでは知り得ることはなかったKAWSの歩み。
日本との仲の良さが伝わります。
流動的なペインティング
これまでストリートテイストな作品ばかりでしたが、流動的なアートもあります。
これらの色合いはアクリル絵の具で描かれています。
アニメーターとして働いていた頃に培った技術を活かし、自ら色と色を混ぜて作った色彩を使うのではなく、GOLDEN社のアクリル絵の具を原色で使うことにこだわりをもっています。
100種類以上の原色を使い、無い色に関しては特注で調合しているそうです。
単一色だからこそ色むらがなく鮮やかさが生き生きしていますね。
そして絵の中をよーくみると・・なんだか見覚えがあるようないろんなキャラクターが混じり合っています。
一つの作品にいくつもの物語が流動的に描写されてみえます。
これらの一部を写真で拡大しても分かりますが、本当に手描きで塗っているの?と目を疑うほどの繊細な筆遣いと滑らかさです。
COMPANIONが浮いているAR体験
今回の展覧会で一番興奮した体験がありました。
それはAR体験です。
ARアプリをつかうことで実際に目の前に写っている景色が仮想的に拡張した世界になります。
この展覧会では、肉眼では見えないCOMPANION(コンパニオン)がARアプリを使うことで宙に浮いているCOMPANION(コンパニオン)に出会えます。
手を伸ばしてCOMPANION(コンパニオン)に触れようとしますが、さすがに貫通しました・・
ですが、気持ちは本当に出会えたかのような心の錯覚にとらわれました。
様々な COMPANION(コンパニオン)
COMPANION(コンパニオン)はKAWSの代表作でもありKAWSにとっては家族のような存在のキャラクターでもあります。
裏原ブームの時にBOUNTY HUNTER(バウンティーハンター)とのコラボがキッカケで最初のビニールトイCOMPANION(コンパニオン)が誕生しました。
それから様々なCOMPANION(コンパニオン)が生まれました。
エルモからインスパイアを受けたBFFを抱くCOMPANION(コンパニオン)。
ダラリとしたとBFFを何処へ連れて行くのでしょうか・・
安全な場所? それとも・・・
そして身体半分臓器や筋肉を抜き出しにしたCOMPANION(コンパニオン)。
見る角度を変えるとCOMPANION(コンパニオン)の形跡がないちょっと怖いキャラクターに見えます。
「君はいったい誰・・?」
COMPANION(コンパニオン)の体内だとしても別人格がいるかのように映りました。
また、この人体模型のようなCOMPANION(コンパニオン)から人間と同じように『生命』の恵みを感じました。
次に、体操座りをしているCOMPANION(コンパニオン)。
身体を丸めてうつむき加減で座るのではなく姿勢を正して座っていますね。
真っ直ぐ遠くにある何かを見つめて待っている姿はまるで子供のよう。
そして、全5体のCOMPANION(コンパニオン)。
時計回りに、小さなCOMPANION(コンパニオン)を抱き抱える大きなCOMPANION(コンパニオン)。
床に手をつき寄りかかるCOMPANION(コンパニオン)。
腕枕をして寝そべるCOMPANION(コンパニオン)。
大の字で寝るCOMPANION(コンパニオン)。
それぞれのCOMPANION(コンパニオン)がリラックスしている様子が伺えます。
みんな兄弟なのかな?
最後に、COMPANION(コンパニオン)、CHUM(チャム)、BFFが集合したFAMILY。
2021年の最新作となります。
記念撮影をしているかのようなたたずまい。
なんだかこれまで見てきたCOMPANION(コンパニオン)やCHUM(チャム)、BFFとは違って雰囲気が柔らかく感じます。
実物は無表情なのになんだか微笑んでいるかのような空気感に包み込まれました。
- COMPANION(コンパニオン)は仲間
- CHUM(チャム)は仲良し または 親友
- BFFはBest Forever Friend(ベスト・フォーエバー・フレンド)
それぞれキャラクターの名前には意味があります。
種が違えど、みんな想いは一つ。
人間で例えると、人種・性別など関係なく手と手を取り合えば仲間であり、家族だということを作品を通して伝えているかのようでした。
ちなみにこちらのピンクのうさぎは、ACCOMPLICE(アコンプリス)といいます。
ACCOMPLICE(アコンプリス)は『共犯者』という意味です。
悪質さを感じさせない可愛さ・・
なぜ「共犯者」という名の意味なのか不思議に思います。
「共犯者」という言葉の中に悪い意味はなく、KAWSがこのACCOMPLICE(アコンプリス)と共に人生の一部を何かしらの形で共有したことで「共犯者」という意味があり、違う一面のKAWS自身なのかもしれないと思いました。
そこには、きっとKAWSにしか分からない思入れが刻み込まれていることでしょう。
またの再会を・・
以上、まだまだKAWS初心者としてはまだ見ぬ世界観があることでしょう。
今回の展覧会を通してKAWSとの親近感とナチュラルさを感じました。
世界において言葉の壁があっても、言葉から化けたキャラクター達は各国へ旅立ち世界中の人々と触れ合い、共にする。
その時、みんなはアートを通してどのようなコミュニケーションをとるのでしょうか。
そして次は誰のもとへ旅立つのかな?
それではまた街のどこかでお会いしましょう・・
BFFと遊ぶ PLAY TIME
全ての作品を見終わると、ピンクと青のブースがありました。
BFF AND FRIENDS ~ BFFと友だち ~
ピンクのブースは、顔認識によって3名までBFFに変身できる撮影ブースです。
カメラレンズに視線を合わせた3名だけ反応するのですが、残り2名の子供達はBFFにはなれず・・
ですが、若干1名は自らBFFになりきっては、いないいないばぁ〜を繰り返して楽しんでいました。
MAKE A FRIEND FOR BFF ~ BFFのために友だちを作ろう ~
次に青のブースです。
青のブースでは画面上で自由にイラストや文字を描いて楽しめる空間となっています。
そして完成したのが・・・
さすが、画面の奪い合いをしたkids3のハチャメチャさ。
BFFのために友だちを作るはずが、一体これはどんな友だちなのでしょうか・・
一応kids隊長はキチンと「×」だけは残してくれました。
今回の展覧会を終えると、「カーズたのしかったね!」と子供達は大満足していました。
それから、KAWSのキャラクターを見かけると「あっ!カーズだぁ〜」と直ぐに反応し、名前も覚えていました。
子供にも好かれるKAWSの作品は、いつか子供をメインとした空間を創造しないかな?と勝手に期待しちゃいます。
その時を待ちつつ、今後の新たなる活動も注目ですね!
番外編
それでは、冒頭でお伝えしてきましたKAWSをキッカケにあれやこれやと昔を思い出した旦那のつぶやきにお付き合いください。
はじめまして!! ここからは僕が執筆します。
「KAWSからの青春時代」
今回の展覧会、一言で言うと「やっと観れた…」というのが率直な気持ちです。
KAWSとの出会いに遡るともう20年以上前の話になってしまい、思い返すだけで一苦労です。
今回のKAWS展覧会で展示して欲しかった作品があります。
それは、KAWS(カウズ) ×MEDICOM TOY(メディコム・トイ)×UNDERCOVER BEAR(アンダーカバー ベアー) のコラボです。
このコラボを機に初めてKAWSを知り、そこからめちゃくちゃハマってしまいました。
当時中学3年生の僕にとっては、UNDERCOVER(アンダーカバー)は値段が高く欲しくってもなかなか手が出しずらかったのですが、なんとか頑張ってTシャツだけは買っていました。
今だとTシャツだけでも1万円〜2万円ですが、当時は6,000円程でした。
既にKAWSから話が脱線してしまいましたが、ここからはKAWSが日本にいたということを頭の片隅に置きつつ当時のストリートファッションブランドのあれやこれやを語らせて下さい。
UNDERCOVER(アンダーカバー)の高橋盾さんと、A BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)のNIGOさんは文化服装学院で黄金同期。
NOWHERE(ノーウェア)というセレクトショップを2人でオープン。
ここで高橋盾さんは自身のブランドUNDERCOVER(アンダーカバー)を置き、NIGOさんはスタイリストやライターをやりながら自分のセレクトしたブランドを置く。
のちにGOOD ENOUGH(グッドイナフ)のグラフィックを手掛けていたSKATE THING(スケートシング)さんがSF映画「猿の惑星」から着想を得たオリジナルブランド名の立ち上げを考案して『A BATHING APE』が誕生しました。
当時は他にもSupreme、SILAS(サイラス)、NIGOさんのA BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)、宮下さんのNUMBER (N)INE(ナンバーナイン)、大柴さん&渋川さん(KEE兄さん)のRotar(ローター)、千尋のHEX ANTISTYLE(ヘックスアンチスタイル)、ヒカルさんのBOUNTY HUNTER(バウンティーハンター)と数多くのブランドにどっぷりハマりました。
その中でもRotar(ローター)は1番大好きでした。
コンセプトがスケボーパンクロックだったので自分にしっくりきました。
そして現在はモデルや俳優もこなす井浦新さんも注目すべき人だったのです。
『ARATA』という名で活動していて爆発的人気ブランド『REVOLVER (リボルバー)』を立ち上げていました。
そして神様すぎて雲の上の存在でもある藤原ヒロシさんのブランド『GOOD ENOUGH(グッドイナフ)』。
思い返すだけでもそうそうたる顔ぶれ。
その方々がいたからこそ日々インスパイヤーされていた多感な中学時代。
スケボーしに原宿、表参道、青山、恵比寿にほぼ毎日行って年上のお兄ちゃん達とよく遊んでいました。
そのおかげでお金がなくてもお洒落なお兄ちゃん達と一緒にいることでタダでセンスが磨かれるので金魚のフンみたいにお兄ちゃん達にくっついていました。
かなり割愛していますが、ここまでは中学時代のストーリーです。
あっ、もしかしたら当時どこかでKAWSとすれ違っていたかもしれませんね。
そして2002〜2004年辺りで大きく時代の流れが変化します。
UNDERCOVER(アンダーカバー)がパリコレに参加するとブランド価値が高くなり、かなり値段が爆上がりしてしまいました。
「あぁ・・もう買えない・・。」
今と変わらない値段となってしまったのです。
そして、A BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)もニューヨーク出店したりと、日本のストリートファッションブランドが世界に進出していくとともに裏原ブームが衰退していきます。
なぜか・・・
ここは僕の当時の感覚なのですが今でもはっきり覚えています。
裏原ブームというビジネススキームが凄くて、今でいうYouTubeのスキームを既に現実世界で成功している例が当時ありました。
要はコラボ戦略とともに品数をわざと少なくして希少価値を上げる。
これは本当に良かったです。
当時は実際にお店に足を運びそこに携わるデザイナー、スタイリスト、店員、モデルなどの生身の人間と目の前で会話をし、リアルタイムで意見を交換することが出来ました。
みんなで集まってパーティーしながら音楽聞いて、充実した楽しい時間だったのにあの人が全部変えて革命を起こしました。
そう・・前澤友作氏。
裏原ファッションが好きから始まり、ストリートブランドの人脈を全てお金に変換した成功者。
『スタートトゥディ』でストリートブランドのセレクトショップ通販をスタートした。
当初はメンズファッションの取り扱いのみでレディースファッションがありませんでした。
すぐに順調となりネットショッピングモール通販として切り替えたのが今の『ZOZOTOWN』。
ネットなので世に広がるスピードがとんでもなく早く、自然と裏原に人が集まらなくなった。
当時人がいなくなっていくのがめちゃくちゃ分かりやすかった。
そんな時の流れがあったからこそ今があります。
それでも僕は今でも変わらずストリートファッションを愛してます。
今回のKAWSの展覧会がなかったらなかなか振り返ることがなかった記憶。
まだまだ話し足りないですが、僕にとってKAWSは青春時代から現在までを点と点で繋ぐ重要なキーパーソンです。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
それではまた・・
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